夏から夏へ 佐藤多佳子

  • 2022.07.16
夏から夏へ 佐藤多佳子

2007年世界陸上大阪大会でアジア新記録を樹立した400mリレー日本代表チームが、その後の2008年北京オリンピックでメダルを狙うところまでメンバーを取材し、走ることの意味を問う一冊。夏から秋冬春と季節は繋がりやがて夏がやってくる。その間もバトンは継がれてゆく。この夏も世界陸上の季節がやってきた。この一冊のおかげで四継が楽しみになってきた。そして短距離競争の名物と言えば、毎年一月の十日戎に西宮神社で開催される福男選び。世界のトップランナーに負けない心意気で福男を狙っているランナーもいる。来年こそは走り参りが再開されますように。

本: 「夏から夏へ」 佐藤多佳子
ブックカバー: 西宮神社 奉納 えびすフィナンシェ(アンリ・シャルパンティエ)