残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法 橘玲

  • 2019.06.15
残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法 橘玲

リビングのテーブルの上に何日も前から一冊の本が置きっ放し。カミさんと長男は、僕が置きっ放しにしてると思ってたらしい。僕は本のタイトルからして次男の本だと思っていた。次男に確認したいけど、生活時間が違っていて、同じ屋根の下に暮らしているのに一週間に一度会うか会わないかのすれ違い。久しぶりにバッタリと会ったので尋ねてみたら、次男も僕が置きっ放しにしていると思ってたらしい。そこまで皆んなして僕の本だと言い張られると、何だか実はそんな気がしてきて読んでみたら、この本凄く面白かった。

自己啓発の本とかで「頑張ればあなたは変われます」「出来ないのは、やる気がないから」みたいなこと書いてあるけど、そもそもそんなに頑張れない人はどうやって生きたら良いの?というのが、この本のテーマ。動物行動学や心理学や経済学の視点で、人の格差や力関係などについて考えられていて、なるほどと思うことがたくさん書いてあった。

でもやっぱり僕はこの本を買ってない!そう主張したいけど、家族の中の力関係なんかを考えると、そんな主張をしたところで得るものがある訳でもなく、やっぱり自分が置きっ放しにしてたことにしておこうと思う、頑張れない自分に気付く本でもあった訳です。

本: 「残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法」 橘玲
ブックカバー : LIFE IS A GIFT  三越伊勢丹