無人島に生きる十六人 須川邦彦

  • 2020.03.29
無人島に生きる十六人 須川邦彦

明治の時代に太平洋で座礁した船の乗組員十六人が助けの船に発見されるまでの約一年間を無人島で暮らした実話を基にした話。日本版「十五少年漂流記」。無人島には、炊事場、井戸、見張りやぐら の他に運動不足解消目的の土俵やも作られ、薪となる流木を確保するルートも発見された。更に学習やアザラシ観察の規則なども自主的に作られ、もはや無人島ではなく立派な文明社会である。不謹慎だが、この島で暮らしてみたいと思った。

本: 「無人島に生きる十六人」須川邦彦
ブックカバー: 幸煎餅