まぼろしのパン屋 松宮宏

  • 2021.04.18
まぼろしのパン屋 松宮宏

これは少し不思議なパン屋の幸せを分けてもらえるお話。では僕の好きなパン屋さん「かまどの火」を。千葉県鴨川市の金束。内房からも外房からも同じくらいの距離なので、ちょうど房総半島のど真ん中。車が一台ようやく通れるくらいの山道。細い道はガードレールなんていうものはなく道を外してしまうと転落。街灯もなく暗くなると動物もうろうろ。そんな山道をどんどんと登って行く。本当にこんなところにパン屋があるのかと途中で引き返したくなる。半信半疑で登っていくと小さな古い家が現れる。おとぎ話のような家の扉を開けるとおとぎ話のようなパン作りの作業場が現れる。そこに売られている焼き立てのパンのひとつひとつもまるでおとぎ話のよう。そして店主もまたおとぎ話のよう。パンを一口かじればもうあなたもおとぎ話の世界へ。

(本の内容と投稿の内容は全く関係ありません。)

本: 「まぼろしのパン屋」 松宮宏
ブックカバー: よいことパン
しおり: スヰト