マスク 菊地寛

  • 2021.02.08
マスク 菊地寛

首都圏に二回目の緊急事態宣言が発令された時、約100年前に世界を襲ったスペイン風邪をめぐる小説「マスク」を読んでいた。すると、新聞には小説「マスク」を題材にしたコラムが紹介されていた。そしてその数日後に今度はスペインのお客様から職場に海外宅急便で荷物が届いていた。中身はなんと「マスク」。マスクのシンクロニシティ。

スペイン風邪が流行した100年前は第一次世界大戦の最中。世界的に感染が流行したパンデミック型のウイルス感染症だが、戦況に影響することを恐れて各国は自国の感染状況をひた隠しにしていた。同盟国であったスペインのみが自国の状況を報道していたためこの名前が付けられた。

本: 「マスク」 菊池寛
ブックカバー:  LA CAIXA DE FANG スペインのお土産が包まれていた包装紙  男性が何かを運んでいる絵だが、マスクを運んでいるようにも思えてしまう。