禅と食 枡野俊明

  • 2024.05.02
禅と食 枡野俊明

何も豪華な食材が必要なわけではない。その時期にあるもの、そこにあるものを使い、そこにいる人と自分のために、ただ料理をすることだけに集中して作る。何も豪華な食器が必要なわけではない。質素な器に季節を盛り、感謝をし、気持ちを落ち着かせて丁寧にいただく。粗食であればあるほど、そこには贅沢な空間と時間が出来る。現代の生活でついつい忘れてしまいがちな、とても大切な本当のごちそうを改めて教えてもらった。

本: 「禅と食」 枡野俊明
ブックカバー: 田丸弥