和菓子のアン 坂本 司

  • 2022.03.08
和菓子のアン 坂本 司

水ようかんは福井県では冬に食べる和菓子である。こたつに入って四角い箱に入った水ようかんを竹べらで掬い上げて食べるのが冬の風物詩である。県内のあちこちの和菓子屋さんが水ようかんを作るが、販売しているのは冬季のみ。三月までしか食べることができない。和菓子とはその季節の美しさ侘しさ華やかさを小さな世界に詰め込んだ芸術品である。日本各地で季節が移り変わる時期や移り変わり方が異なるだけ、和菓子も異なる。実に奥が深い。そしてその和菓子の季節と名前に隠されたメッセージで綴られる「和菓子のアン」、甘くて美味しい一冊。

本: 「和菓子のアン」 坂本 司
ブックカバー: 虎屋