ふうふう、ラーメン 牧野伊三夫 あさのあつこ ほか
- 2026.01.20
- 本
僕には生まれて初めて食べたラーメンの記憶がある。実家は商売をしており、明治生まれの祖母が食事の用意をして暮らしていた。家族で外食をするということも一切なく、祖母が用意した食事を日々ひたすら食べる暮らしであった。あれは冬だった記憶があるが、家の前の通りをチャルメラを流しながら夜泣きラーメンが通った。誰がどういう風に考えたのか記憶には無いが、家族でその夜泣きラーメンを食べようということになり、家にある丼をかき集めて夜泣きラーメンに駆け付け、家に持ち帰ってみんなで食べた。ラーメンの味は覚えていないが、非日常の食卓がとても楽しかったことだけは記憶している。
本: 「ふうふう、ラーメン」 牧野伊三夫 あさのあつこ ほか
ブックカバー: 北前船のカワモト
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