2022年12月

ほぼ日刊イトイ新聞の本 糸井重里

  • 2022.12.17

僕たちの世代(昭和三十年代の生まれ)にとって糸井重里さんは、カタカナ職業のトップランナーである。コピーライターなんていう言葉を初めて聞いたときは、100円ライターと何が違うのかなと思ったし、それが職業の名前だと知ったときは腰を抜かしそうになった。そんな糸井重里さんがインターネットを使って何かをやろうと試行錯誤しながらビジネスを作り出すプロセスを読むことができるのが「ほぼ日刊イトイ新聞の本」。僕もこ […]

鶴川日記 白洲正子

  • 2022.12.17

白洲次郎さんと白洲正子さん夫妻は戦争が始まって間もなく、小田急線の鶴川村(現在は町田市)にある茅葺の民家を手に入れて、「武相庵」と名付けて終の棲家として暮らしてゆく。「鶴川日記」には、正子さんが生まれ育った赤坂の暮らしと、次郎さんと暮らした鶴川の暮らしが描かれている。「武相庵」は現在もその場所に佇むように在り、当時の白洲ご夫妻の暮らしを見ることができる。不定期に開催される骨董市は賑やかである。赤坂 […]